電子カルテでレジメンサポートも
病気治療の方法としては、薬剤投与というのはメジャーな方法の一つです。
病気に効く成分を多く服用・注射することによって病原体を弱らせ、または進行を遅らせることを行います。
手術以外の方法ではこれがもっとも確実なことは言うまでもありませんが、薬剤を投与するということは場合によっては細心の注意を必要とするものにもなりえます。
薬も強いタイプのものだと体にとってはかえって毒にもなるため、服用する際には一定量を絶対に越えてはならないというケースが多く出ます。
そして一回では問題がなくても、短い範囲でもう一度同じ分量を摂取すれば、やはり体への害となることがあります。
癌治療で抗癌剤を服用するというレジメンを行う際には、この薬の強さをいかに管理するかが課題となります。
そして、電子カルテにはこのようなレジメンを行う際にもサポートをしてくれる機能がついているのです。
どのくらいの期間でどの程度の分量ならば、体に負担をかけずに薬剤の効果のみを見込むことができるか。
そういうことをコンピュータがシミュレートしてくれ、それに沿う形で患者に薬剤を与えていく。
そうすることで薬の副作用でかえって内臓への負担を引き起こすことなく、抗癌剤投与による治療を進めていくことができるのです。
患者の病態や、その後の薬剤投与による体への反応。
そういったデータを打ち込んでいくことで、今後は薬の量を減らすべきか、または変えるべきかの判断も行えるようになります。
これまでの世の中で行われた治療実績の膨大なデータを参照にすることで、より効率よく安全に抗癌治療をすることが可能となるのです。